こんにちは。初めましてS野です!
マッチロックにてデザイナーその他もろもろを担当しております。
社長話の続きを気になっていた方申し訳ないです。
次回以降を楽しみにしていただけたらと。
先日、SIGGRAPH ASIA 2009に行ってきたのでその話をしたいかと思いマス。
シーグラフは、海外で開催される事がほとんどなので、日本で開催されるなんて
珍しい!ってことで、平日をぶっちぎって行ってきました。
http://www.siggraph.org/asia2009/jp/
コンピュータグラッフィクスの祭典!革新的技術が集結!
映画やゲームのハイエンドなグラフィックはこういう技や技術を使って
作られているんだ!という一端が垣間見えました。
入口付近の展示していた、
「マーカーレスモーションキャプチャー」
マーカーやビデオ撮影をしなくても、モーションキャプチャーが可能という
世界初の技術。壁や地面が真っ白の空間で、人が動くとそれに合わせて
3Dソフト上のキャラクターも動く、というもの。
モーションキャプチャ自体は以前からありましたが、
全身タイツを身につけなくてもキャプチャ可能なので、
効率性がぐっと上がりそうな技術だと思いました。
「物理シミュレーションがアートになる時代」の講演を聞いてきました。
http://phyzios-studio.net/Default.aspx
こちらのソフトの紹介。ペイントソフトの要領で、
さくっと触れられて物理シミュレーションにより、すぐアニメーションが作れる所が魅力的。
アートピースという、スクリプトで動くキャラやオブジェクトの追加により、
ゲームのようなものも作れるということです。
PCとiphoneに対応しています。iphoneの傾き機能と連動した動きも面白かった。
今後の発展に期待しております。
PIXERやルーカスフィルムなどの有名なスタジオの出展もありました。
ルーカスフィルムの映像デモは凄かったです。
見た事のある映画のあのシーンやこのシーンが流れていました。
ちょっと違うかもしれませんが、「アフターエフェクトの3D版」というような
ソフトもありました。3Dのコンポジットに特化していて、ハイクオリティなエフェクト制作に
向く、というちょっとこの先ライバルになりそうなんじゃないの!?
いや、でもリアルタイムじゃないし...というハラハラしてしまいそうなソフトがあったり。
また機会があったら、カンファレンスや映像出展の方も見てみたいと思いました。
SIGGRAPH ASIA 2010はソウルで開催されるらしいです。
初めての社員ブログでいきなりテンション高めの文章を書いてしまいました。
今後はブレンドマジックの話やエフェクト制作についてなど書いていけたらと思います。
それでは、今後ともよろしくお願いします。